自分への説明文

違国日記/ヤマシタトモコ
この漫画の中に

あなたの感じ方はあなただけのもので、誰にも責める権利はない

こういった台詞があるんだけど、推し事に関してこれだなぁと感じている。
推し事というか好きのあり方か。


一つ。
私が感じたものは私にとって正解で、それでいい。そういう肯定を私は持っている。
楽しい歌で楽しくならなくても私がそう感じたならそれでいい。
100人が絶賛しようと私にとってイマイチならそれでいい。
『解釈が正しい』かどうかはわからない。ただ『私が感じたことは私に正しい』は確実
二つ。
だけどもできれば推し・作者・作品が伝えようとしているものを私の感じ方フィルターを通さずに理解したいとも思っている。『解釈が正しい』欲しいんだ。
私の経験やこうあってほしいという願望を通さずにあちらの伝えたいものをそのまま受け取れたなら。(国語の問題でこのときの作者の考えは?に対して○を貰いたい)
三つ。
私の感じ方が私だけのものであるように、同担で全く意見や思想が合わない人間がいてもその人の感じ方に手を出すことは出来ない。
かなり後ろ向きな諦めだなこれ。


実際に出来ているのならわざわざ文字出力する必要なんかなくて、出来ていないから自分に言い聞かせることになっている。
どうしたって私は、私がイマイチと感じたものを100人が絶賛しているというおかしな事態に納得できないし「えー!? ねーわ」って言いたくなっちゃうし…
でも「ねーわ」で終わるんじゃなくて、私的にはどうしてイマイチだったのかをちゃんと明確にして書いておきたいと思う。
ただそれに対して否定するだけだと、多分ねーわーって思ってる嫌な感情だけが残るから、自分に対して説明文を置いておいてあげたい。
理想はねーわって思う前に見ないとか、切り離して見られるようになりたい。
わざわざ傷つく意味はないもん。